戴帽式を終えて Ⅰ
ナースキャップを頂き、ナイチンゲールより看護の灯を分けてもらったことで、身の引き締まる思いだった。格好を見れば、周りからは明らかに看護師に見えるだろう。しかし自分自身の知識や技術が未熟では、患者さんに迷惑をかけ危険な目にあわせることになってしまい、決して甘えが許されない大きな責任をもらい受けたと思った。患者さんと接する時は、患者さんの命と接していることを常に考え、中身も看護師に近づいていけるよう努力したいともいます。
(Aクラス 今泉美恵子)
戴帽式を終え、自分が看護師としてどうあるべきかを考えさせられました。キャンドルに灯をともす時、またキャンドルに灯をともしたクラスメートの姿を見ていると、ナイチンゲールがクリミア戦争で傷ついた人たちを看護している姿が目に浮かぶようでした。看護師は患者さんを弱者ととらえ、上から見下ろしがちです。私はそういう考えを捨て、看護させて頂いているという学びの気持ちを常に持って、経験を重ねていきたいと思います。戴帽式を終え、今日新たなスタートラインに立ち、これから躓いたり悩んだりすることも多いと思いますが、今日の日を胸に刻み、人間として、看護師として、周りの人たちに感謝しながら日々成長し続けていこうと思います。
(Aクラス 森みどり)
4月から学習をはじめ、戴帽式を無事迎えることができ、この戴帽式が自分にとってどのような意味があるのかを考えました。自分にとって戴帽式とは一つの通過点であり、また新たなスタートだと思います。これから実習で、人間を相手に看護を提供していかなければならないために、今回の戴帽式は気を引き締めるとても良い機会になりました。今までの自分を振り返り、そしてこれからの目標が決まり、その目標に向かって日々学校生活を過ごしていきたいと思います。実習では学校で習ったことがすべてではなく、学校長が祝辞の中で「患者さんが貴方たちの教科書です」と言われたことがとても印象的でした。これから看護をさせていただく患者さんとの出会いやかかわりを大切にし、准看護師になるという目標に向かって何事も取り組んでいこうと思います。
(Aクラス 中島裕美子)
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