ケーススタデイ発表会を終えて
高等課程2年生は、1月から始まった5ヶ月間にわたる長期の臨地実習が終了しました。 実習終了後、実習を振返り、ケースとしてまとめ発表します。このケーススタデイの発表会を通して多くのことを学んでいます。以下はケーススタデイを終えての生徒の感想です。
ケーススタデイの発表会に参加して、自分が知っている患者さんのケースの発表もあり、イメージしやすく、また違うグループの患者さんの状況もイメージができ、とてもわかりやすくまとめてあり凄いなあと驚きました。 そして、自分が受け持たせていただいた患者さんと同じ疾患であっても、まったく違う視点からケアをされていて、いろんな考え方があることを学びました。 また、受け持ったことのない疾患の援助の方法やコミュニケーションのとり方について実習での学びを共有することができました。
(高等課程2年Aクラス 野中佑弥)
他の学生の発表を聞いて、患者さんとのかかわりの中でいろんなことを実感し、学ぶことができました。コミュニケーションの手段は会話だけではないこと、患者さんの言葉を傾聴し共感しようとする姿勢は相手に対する関心を示すということ。看護をする上で患者の辛い思いに対し一緒に悲しむのではなく、患者の気持ちを受け止めきちんと向き合うことで、患者との信頼関係を築くことにつながることを学びました。 1年生のときにケーススタデイの発表会に参加したときは、まだ知識が不十分で難しく感じていました。しかし、知識を身につけて実習に行き、事例をまとめ発表したことで達成感があり、また自分自身が成長したことを感じました。
(高等課程2年Aクラス 大石亜希子)
初めてケーススタデイを行い、初めはどんなふうにまとめればよいのかわからず戸惑っていました。指導を受けながら何度も修正を行いきつかったが、完成したときには達成感がありとてもいい経験ができました。 発表会では、チームで決めた役割を自分なりに使命感を持って頑張りました。発表が分かりやすくなるように、資料を探したり体位を写真に取るなど工夫をしました。また、他の人の発表で自分が経験していない体験を聞いたことやOHPの使い方などとても参考になり、今後の自分の看護に役立てたいと思いました。
(高等課程2年Bクラス 田代竜二)