消防訓練を体験して- part1 -
看護専門学校に於いて、10月2日(木)Bクラス・3日(金)Aクラスで消防訓練を実施しました。消防士の方による講話、消化器を使用しての消化訓練、救助袋による避難訓練等を行いました。 以下は体験した学生・生徒の体験談です。
最初はあまり気乗りがしなかったが、消火器による消火活動や非難袋を使っての避難訓練、消防士の方の講話を聞くうちに、次第に火災の恐ろしさを感じた。救助活動は消防士だけではなく、看護師を目指す私達にとっても、救命は義務であると痛感した。もし、勤務している病院で火災が起きた時に患者さんの安全を確保できるだろうか、自分の役目を果たすことができるか不安になった。このような緊急時にこそ落ち着いて冷静に行動することが大切であると感じた。これからは、避難経路の確認や消火設備の場所や点検など、自分には命を救う義務があることを考えながら行動していきたいと思った。
(高等課程2年Aクラス 大久保啓太)
防災訓練は職場・学校などで行われているが、何度行っても「本当の時はどうなるだろうか」と不安になる。消火器の使用方法、消し方も一つ一つの手順、ホースの持ち方、風向きなどを考えなければならないことを学んだ。3階からスロープで避難するのを初めて見た。何よりも大切なことは冷静に落ち着いて早く避難できるように皆で協力しなければならないと思った。
(高等課程2年Aクラス 宮原美奈子)
病院や施設で火災が発生した時には、第一に患者さんを安全な場所に避難させることが大切であり、また私達が落ち着いて誘導することで安心感を与えることができると思う。消火器の取り扱い方や非常口の場所なども正確に覚えることで、患者さんを助けることができると思う。災害看護の基本理念であるBest for the most トリアージを心して1人でも多くの生命を救おうと思いました。
(高等課程1年Bクラス 副島敬三)