消防訓練を体験して- part2 -
訓練を行って思ったことは、私達の仕事はたくさんの人がいる病院での仕事であり、万一災害が発生したときの対応の基本というのは、看護技術に匹敵するくらい大事であると思った。近年の災害は、“いつ”“どこで”“どんな形で”襲ってくるか分からないだけに今回の訓練をしっかりと覚えておこうと思った。病院には動くのに不自由な方が入院されているので、安全に素早く非難することが大事である。今働いている病院の防災体制の再確認をしっかりと行いたいと思う。
(高等課程1年Bクラス 江口俊二)
消防訓練をしてサイレンが鳴ってみんなで避難する時、一斉に移動したので途中で開いたドアに思いっきり顔面からぶつかってしまいました。少し小走り気味だったので、やっぱり避難時は人を押したり走ったりしゃべりながらは危険だということがよくわかりました。私は家事にまだあったことがないし、近くで見たこともないけれど、もし、今働いている病院で火災が起こったらと思うとぞっとしました。健常者でさえ普通に移動するのに時間がかかるし、きちんとそろうことが難しいのに、身体が動かせない、移動に介助が必要な方達をどうやって救えばいいのか。病院でも何度か避難経路や優先順位を確認します。それでもまだしっかり動ける自信がありません。みんながパニックになるからこそ日頃からの訓練で慣れていることが大切だと思いました。
(専門課程1年 原 安那)
自分が働いている病棟のどこに消火器があるか思い出せなかったので、消火器の置いてある場所をしっかり把握しようと思いました。施設で火災が起こった場合は、私達が患者さんを誘導する立場になるのかと思うと怖かったです。自分の命も大切だけど、私達は人の命を預かる現場にいるんだと実感しました。危険に遭遇した時に患者が頼れるのは私達だけなので精神力もきちんと身につけておく必要があると思いました。
(専門課程2年 竹本小春)
消火器による訓練は今迄も何回か参加し、実際に使用したこともある。しかし、実際に火災の現場での使用となると炎や煙など状況も全く違うし、気持ちも高揚する為訓練のように冷静に行動できないことのほうが多いと思う。日頃から消火器の位置を確認したり、避難経路を確認しておく必要があると感じた。また、今回初めて避難設備のシューターを使った訓練を行なったのだが、高さもあり避難するのも結構大変だと思った。今日の訓練が今後火災の初期消火などに役立つと思う。
(専門課程3年 栗原和樹)