戴帽式を終えて
第32回戴帽式
平成20年11月29日(土)13時より本校講堂に於いて、第32回戴帽式を執り行ないました。佐賀中部保健福祉事務所所長様や佐賀県看護協会会長様より御祝辞を賜り、また実習病院の看護部長様など多くの方に御臨席頂きました。
以下は学生の「戴帽式を終えて」の感想です。
たくさんの人に祝ってもらい、緊張したがとても嬉しかった。そして、頂いたナースキャップには深い意味があることを実感した。私が選んだこの看護という仕事は、人の命と深く関わる仕事である。だからこそナイチンゲール誓詞に誓ったように、忠実に仕事をして、たくさんの人達の手助けができるようになりたい。看護の道を選んだ時のことを思い返し長期実習や勉強に頑張っていきたい。そして、今日の感動を忘れずに多くのことを素直に感じ、受け止めながら成長していき、ナイチンゲールに一歩でも近づけるようになりたい。
(高等課程1年Aクラス 御厨京子)
戴帽式を終えた今、関わってもらっているすべての人々に「有難うございます」の感謝の言葉を伝えたい。初めは戴帽式がどんな意味を持つのか分からず何となく過ごしていました。しかし、今日来賓の方々や保護者、上級生にお祝いの言葉を頂き、とても重要な式であることを実感しました。看護師のシンボルであるナースキャップを頂き、ロウソクに灯りを灯し、ナイチンゲール誓詞を斉唱し、なんだか少し成長した気分になりました。この道を選んでこれから辛いことはたくさんあると思います。しかし、自分で選んだ道だから、友達と助け合い励ましあいながら一緒に頑張っていきたいと思います。そしてこれから始まる実習においても責任を持って取り組みたいと思います。困難にぶつかることもあると思いますが、その時は指導者や友達にアドバイスを受けながら、患者さんの立場に立って考えていきたいと思います。そして、知識・技術・態度をしっかり身につけるために向上心を持って取り組みたいと思います。
(高等課程1年Aクラス 山本真里亜)
入学してから今まで多くのことを学んできて、やっとこの日を迎えることができ、私にとってはとても長い道のりで、やっとスタートラインに立つことができたと感じています。 看護師という職業はただ単に知識や技術を身につけておけばよいというものではありません。「看」という漢字に込められているように精神的にもサポートできるように、まず自分自身の心を磨く必要があります。これからの学生生活の中で知識・技術を身につけるだけではなく、身体的にも精神的にも理想とする看護師に近づくように努力していきたいと思っています。また、温かさと優しさを持った今日の灯火のように患者さんと接し「あなたがいてくれてよかった」と言って頂けるような看護師を目指します。
(高等課程1年Bクラス 坂田真由美)
戴帽式に参加できたことをとても嬉しく思います。ナースキャップとナイチンゲールより灯火をもらい、何か任せられた思いがして、これからは今まで以上に自覚を持って取り組んでいかなければならないと強く感じました。今日参加して頂いた方々に誓ったナイチンゲール誓詞を胸に刻み、一緒に戴帽式を迎えた仲間と共にこれからの実習を乗り越え、皆で准看護師になれるように頑張っていきたいと思います。途中で挫けそうになったときには、今日のことを思い出して初心に戻り、さらに努力していきたいと思います。
(高等課程1年Bクラス 古川千帆)
戴帽式を終えて、改めて看護の職業につくことを実感しました。今までは言われるとおりに勉強や演習をして実習に行きました。しかし、これからはもっと看護の職業につくことを自覚して臨まなければならないと思いました。実習では受け持ち患者さんに対して、一つ一つの行動に責任を持って行い、分からないことは指導者や先生、友達に相談しながら自立を第一に考えながら援助していきたい。校長先生の祝辞の中に「患者さんのことを自分の家族と思い、自分の家族がされてよかったと思える援助をしてください」とありました。これは今までいろんな先生方に言われてきたことですが、時が経つにつれて忘れてしまっています。これからは指導されたことを思い出し、自然に身についていくよう意識していきたいと思います。
(高等課程1年Bクラス 光富万里子)