平成21年度消防訓練の模様
10月1日(木)・2日(金)佐賀消防署の指導による自衛消防訓練を行いました。
この訓練は「学生の日頃からの防火意識を高め、もし火災が発生した場合に冷静な対応が出来る心構えを養う」を目的に毎年行っています。当日は消火器の使い方、2階、3階ベランダから救助袋を使っての避難訓練、消防署員の方による講評、講話を実施しました。
以下、避難訓練の感想と模様です。
講話の前に病院での火災発生を想定した防火訓練のビデオを見ました。病院という特別な環境の中での消火活動の難しさを改めて感じました。介助が必要な人など様々な状況の中で、いかに安全で素早く誘導・避難し命を守ることは難しいことであり、日頃の防災訓練の重要性を感じました。そして落ち着いた態度で避難誘導ができるように、日頃から自分の役割や避難経路など充分に把握しておかなければならないと思いました。また、消防署の方の講話を受け、焼死者よりも煙を吸って亡くなる方が多いことを聞き煙の怖さを知りました。低い姿勢でタオルで口を覆い避難訓練をすることや誘導や通報の仕方によっても多くの方の命を左右することを感じました。
(高等課程1年Aクラス 遠江信子)
消火器の説明を受けた後、実際に消火器を使っての消火訓練を見学しました。私達は看護者として病院に勤めるため、実際に火災が発生したら何よりもまず患者さんを安全に避難させることが大事です。患者さんの状況は様々で歩ける方ばかりではないため、優先順位や避難方法など冷静に考えて行動しなければならないと思います。そのためにもこのような訓練に対して真剣に取り組むことの重要性を感じました。
(高等課程1年Aクラス 川久保彩)