戴帽式を終えて
第 33回戴帽式
高等課程 1年生 89名は、平成 21年 11月 28日(土)13時より本校講堂に於いて、第 33回戴帽式を執り行いました。佐賀中部保健福祉事務所長様と佐賀県看護協会常務理事様より心あたたまるご祝辞を賜りました。又、実習病院の看護部長様や勤務施設より多数ご臨席頂きました。
以下、生徒の感想、戴帽式の模様を紹介します。
入学式や卒業式の時のような厳粛なる式で緊張しました。一人ひとり名前を呼ばれ、ナースキャップを頂き、“これから看護師になる”という思いと、不安が出てきました。専門職になるということは、技術の1つ1つに責任がついてくると改めて思いました。今の自分でよいのか、知識も技術もまだまだ未熟な状態で、12月からの基礎実習は大丈夫だろうかと思いました。今日の戴帽式を1つの節目として、自分の考える看護、患者さんへの関わり方をもう一度考え直したいと思います。そして、患者さんに笑顔になってもらい「あなたに出会えてよかった」と言って頂けるような看護師になりたいと思いました。
(1年 Aクラス 森永裕香)
戴帽式を終えて、やっとここまでこられたという喜びと、これから看護職になるために、頑張っていこうという気持ちで一杯です。一人ひとり名前を呼ばれ、ナースキャップとナイチンゲール像からは炎を頂き、全員でナイチンゲール誓詞を斉唱した時とても感動しました。そして看護職への責任の重さを痛感しました。これからもっと技術や知識を学び、看護の道を究めていきたいと思いました。12月から基礎看護実習が始まり不安もありますが、患者さんのことを第一に考えた援助をしていきたいと思います。
(1年 Bクラス 池上麻梨子)
戴帽式でナースキャップを頂き、ろうそくに火を灯した時、“看護師へ一歩近づいた”という思いで胸が熱くなりました。たくさんの方々に見守られ、ナイチンゲール誓詞を斉唱し、ろうそくの灯りに照らされながら会場を歩くことができとても嬉しく思いました。1月から長期実習が始まります。今までは人に頼っていましたが、これからは、自分から積極的に行動し、患者さんに喜んでもらえる援助を心がけ、学んでいきたいと思います。また、いろんな困難にぶつかることもあると思いますが、辛い時は今日頂いたナースキャップを見ながら、今日のこの気持ちを思い出したいと思います。“初心忘れるべからず”の気持ちを持って頑張ります。
(1年 Bクラス 原田祐里)