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高等課程1年生「基礎看護実習IIを終えて」

高等課程1年生は平成22年8月16日(月)~9月10日(金)まで病院と介護老人保健施設で「基礎看護実習II」を行いました。入学して初めて患者さんを受け持ち、援助させて頂く実習です。以下、実習での生徒の学びを紹介します。

発語が少なくコミュニケーションが難しい患者さんを受け持たせていただきました。返答がなくうなずいたりわずかな動作だけの訴えでしたが、あきらめず毎日話しかけていくと、一日一日発語が増えてきたので、あきらめないでよかったと思いました。このことを通して、辛抱強く患者さんと向き合える看護師になりたいと思ったのと同時に、思いや訴えを受けとめられるようになりたいと思いました。未熟で知識もない私に援助させて頂きすごくありがたく感謝しています。この実習を無駄にしないように、これからの学校生活や実習、仕事に活かしていきたいと思いました。

(1年Aクラス 碇 あい)


初めて病院実習に行き、清拭や足浴、体位変換など今まで学校で学んだことを患者さんにさせていただきました。体位変換しようとすると、褥瘡があり痛いと言われたり、体交枕の位置もどこに入れればいいのかわからなかったり、一つ一つに悩み考えながらの実習になりました。不安や自信のなさから積極的に援助できませんでした。患者さんに何をしていいかわからない自分、何もできない自分がとてもくやしかったです。基礎的な知識や技術の未熟さはこれからもっと努力して習得していきたいです。

(1年Aクラス 中橋詩織)


実際に患者さんにいろいろな援助をさせていただき、技術面の未熟さを感じました。学内演習と違い患者さんは同じ人は一人もいないし、援助内容もその人に合った援助を考えなければいけないという事を実感しました。自分ではできると思っていた事もできなくて、学校でもっとしっかり基礎を身につけておかなくてはいけなかったと反省しました。初心を忘れず一つ一つの援助に気持ちをこめて実施していきたいと思いました。

(1年Aクラス 安藤寿子)


今回の実習で学んだ事は、患者さんの状態を把握していないと安全・安楽な援助ができないという事です。カルテ、リハビリや日常生活の行動などから患者さんの状態をきちんと観察し、どこまで自分でできるのか、何ができないのかを理解したうえで援助をしていくことの大切さを学びました。また最初、患者さんが何とおっしゃっているのか理解できず困りましたが、言葉だけでなく表情やしぐさを観察したり、スキンシップをとりながら接していくうちに徐々に意思疎通ができるようになりました。このことから、自分自身も表情や動作に注意をはらい、いつも笑顔で患者さんに不安を与えないように努力しようと思いました。

(1年Bクラス 柴田瑞樹)


今回の実習で患者さんのことを第一に考え行動する必要がある事を学んだ。自分がしようと思っている援助は患者さんの為に必要だと思って計画したつもりだったが、指導者から「なぜその人にそのケアが必要なのか」と聞かれ、答えられず自分中心に計画していた事に気づかされた。報告においても、患者さんの疾患からどのような症状がでるか理解したうえで観察し報告しなければいけない事にも気づかされ、本当に学ぶことの多い2週間だった。今後の課題にしたいと思う。

(1年Bクラス 松本典子)


学内演習では、決められた援助項目を当たり前のように始めていましたが、実習では患者さんのその日の体調やその時の気分でやむを得ず中止することが度々あり、思うようにいかない事にあせりました。しかし今思うと、そのあせりは自分の計画が実行できないという自分勝手なあせりだったと思います。患者さんの事を考えれば焦る必要はなかったと思いました。患者さんの気持ちを大切にして、患者さんの疾患や病状も考えて援助していけるようになりたいと思います。

(1年Bクラス 森由香里)


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