戴帽式を終えて
戴帽式で、ナースキャップを頂く事が出来とてもうれしく、これから多くの人に必要とされる看護師になりたいと思いました。そしてナイチンゲールからいただいたろうそくの灯を手に持ち、「ナイチンゲール誓詞」を斉唱した時、自分の中に責任と使命を重く感じました。入学した日から今日までの事を思い出し、涙がでそうになりました。私は今まで自分のできる範囲までしかしないような生き方をしてきました。これから先の実習は自分の力をこれまで以上に必要とするものであり、辛いと感じることもあると思います。ナイチンゲール誓詞にもあるように「わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん」の言葉を胸に、患者さんの為に何をしたらその患者さんが幸せと思うのか考えられるようにしたいと思いました。
(1年Aクラス 田中志保)
第34回という伝統ある戴帽式を終えて、身の引き締まる思いでした。一人ひとりの名前を呼ばれ、帽子をいただき、ろうそくに火を灯すという動作に緊張しました。全員がナイチンゲールから同じ灯を頂き、階段を上り壇上にあがりましたが、これから全員が同じ場所を目指し、助け合いながら歩み、成長していく道であると感じました。知識・技術だけではなく、相手を思う「心」を一番大切にして、これからも学んでいこうと思います。そのためにも一日一日を無駄にせず、すべてのことには意味があるものと考え行動していきたいです。人に頼ってばかりの人生でしたが、これからは積極的に行動し、患者さんに喜んでもらえる援助ができるように学んでいこうと思います。
(1年Aクラス 森 亮造)
ずっと憧れていたナースキャップをもらい、ナイチンゲールから火をもらいステージに上がり誓いの言葉を行った時、9月に行われた実習や学校生活などが思い出されました。勉強がわからなくなり、「どうせ自分は・・」とあきらめることが多かった私ですが、今の自分を改善し看護師になるために努力しなくては、と強く思う事ができました。入学した当初の気持ちを忘れず、ナイチンゲールに誓ったように勉学に励み、人間性を磨きたいと思った。自分が灯した火は、これからの出会い、苦労や喜び、たくさんのことが映されているように思い、この火を大切にしていきたいと思いました。
(1年Bクラス 松石尚子)
壇上から降り席まで歩いていく時、何回もろうそくの灯が消えそうになり、その時消えないように気をつけて歩きました。校長先生が「キャンドルの火は患者さんの命の灯」と言われ、患者さんを大切に思い必死に守ろうとする気持ちは看護そのものであると思いました。
(1年Bクラス 森 由香里)