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高等課程2年生「ケーススタディ発表会」を終えて

高等課程2年生は、1月から5ヵ月間にわたる長期の臨地実習が終了しました。実習を振り返るために7月18日(木)・19日(金)の両日1年生が聴講する中、ケースとしてまとめの発表会を行いました。この「ケーススタディ発表会」を通して生徒たちはさらに多くの学びを得ることができました。以下、発表を終えた2年生と聴講した1年生の感想を紹介します。

実習をしているときは目の前の患者さんに一番必要な事は何なのか考えて、その時にできる最善の援助をしているつもりでしたが、ケーススタディを通して客観的に振り返ると患者さんの発言に目を向けられていなかった事に気づいたり、援助の意味を考える事ができました。他の人の発表を聞き、自分では考えもしないような視点でとらえ看護しているのを知り、自分の知識の不足を感じました。今後の課題であると思いました。

(2Aクラス:MO)


自分の考えや実施に対して他の人の意見や質問を得て、違う視点があることに気づかされ大変貴重な体験ができました。私は発表させて頂きましたが、発表に使う写真や原稿なども皆で考えてくれました。各自メンバーシップを発揮し協力して取り組む事ができ、とても充実感がありよかったです。

(2Aクラス:SO)


ケースを書いていると、実習での場面や患者さんの反応を思い出し、もっとこうしたらよかった、こういうことができたのではと感じる事がたくさんありました。その反面、自分に自信が持てる部分もありました。私のケースに対しグループメンバーの皆が「いい原稿だから皆にしっかり伝わるように私たちも頑張るね」と言ってもらい嬉しかったです。チームの人の協力があったので聞き手に伝わる内容になったと思うので本当に感謝しています。

(2Aクラス:CK)


ケーススタディが始まった頃は、どのようにすれば相手に理解してもらえるかと悩み、書いては消しての繰り返しでした。担当の先生が励ましてくださり最後まで書く事ができました。ケースが仕上がった時「頑張ったね」と言ってもらい、とても嬉しくやる気がこみ上げてきました。発表者に選ばれ、驚きと共に不安が募るばかりでしたが、グループの皆に助言をもらい何回も読む練習をして発表会に臨みました。当日は緊張しましたが皆に支えられ無事に終わる事ができました。

(2Bクラス:SU)


クラスメートの発表を聞いて、患者さんの話を傾聴し思いを尊重することの大切さを改めて感じました。何気ない一言に患者さんの強い思いや願いが込められているかもしれないので、傍に寄り添い時間を共有する事が大事だと思いました。患者さんの思いに応えていくためには知識、技術が必要になってくるので、これからさらに努力していきたいと思いました。

(2Bクラス:ST)


昨年2年生の発表を聞いた時は、自分もこのようにスキルアップできるだろうか不安でたまりませんでしたが、先生方の指導もありケースを仕上げる事ができました。他の人の発表から看護観を拡げる事もできました。発表準備としては、1年生に聞いてもらうので、資料は疾患や病態が理解しやすいよう写真や絵を取り入れるなど皆で考えました。発表会当日、私は司会をしましたが、全体の流れを見ながら時間配分を考えたり、皆が集中できるように気を配りました。様々な事を学んだケーススタディになりました。

(2Bクラス:HY)


1年生「ケーススタディ発表会」を聴講して

2年生の観察力、看護計画の展開にただただ驚き感動しました。自分がここまで考えてできるだろうか不安になりました。言葉や表情、行動の変化に目を向け、体調、食事や排泄など、その人の生活の全てを看なくてはいけません。責任重大です。これから一人ひとりに応じた看護ができるよう頑張っていこうと思いました。

(1Aクラス:SK)


発表を聞いて実習をイメージできました。看護師は病気、障害への理解など専門的知識をもち、病気の受容など心理面に関する知識をもとに精神面のサポート、年齢や生活背景などを考え、その人に最も適切なケアを選択できなくてはならないと感じました。責任ある行動がとれるよう、日々の勉強をしっかりしなければと思いました。

(1Aクラス:AK)


患者さんの疾患の理解をもとに、しぐさや言葉から患者さんの思いを察して、常に何ができるかということを考えて看護実践できており、とても素晴らしいと思いました。患者さんと本気で向き合うことの大切さも教えて頂きました。患者さんの為に安心・安楽な援助ができるよう、これから学習し技術を身につけていきたいと思います。

(1Bクラス:NK)


ケーススタディに参加し、先輩方がどのように行動したのかを聞きすごいと思いました。先輩方のように患者さんの気持ちを理解できるようになりたいです。看護師が気づき行動を起こすことで患者さんの療養生活は大きく変わると感じました。患者さんの気持ちを考えて行動する事の大切さを学びました。

(1Bクラス:AT)



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