高等課程2年生「阿蘇青少年交流の家研修」を終えて
高等課程2年生99名は、平成25年7月26日(金)・27日(土)の1泊2日、国立阿蘇青少年交流の家で「1.協調性を養う」「2.自分の行動に責任を持つ」「3.人間関係づくりの基盤を養う」ことを目的に宿泊研修を行いました。以下、研修を終えた生徒の感想を紹介します。
一人ひとりに配慮しながら動いている人、自分の事が終われば他の人を手伝ってあげている人、それぞれの役割を自覚して責任を果たす姿などクラスの皆から学ぶことの多い実習でした。研修を通して、私自身も役割を持つことに対して逃げなくなったし、自分の意見も言えるようになったことに気づきました。これからも皆と助け合い頑張りたいと思います。
(2Aクラス:ME)
私は普段の学校生活では自己中心的に行動していましたが、研修ではリーダーだったので、点呼や鍵の管理、グループ内での伝達などいろいろな責任があり、協調性の大切さを身をもって体験できました。
(2Aクラス:AS)
グループの目標は「時間を守る」にしていたので5分前行動を心がけました。グループ行動はできていたと思いますが、もっと周囲への働きかけが必要だったと思います。人間関係づくりを学ぶためのゲームがたくさんありましたが、皆の気持ちが一つにならないと成功しないし、チームワークも崩れてしまいます。そういうことを防ぐためにもコミュニケーションをとり、お互いの気持ちを確かめあう事が大切だということを学びました。
(2Aクラス:SN)
大雨と雷でブルーな気持ちの中始まった研修でした。時間がたつにつれ笑顔でお互いに笑っていました。皆で協力して色々な活動をしているうちに、「嫌」だった研修が「楽しい!!」に変わっていました。個人個人性格も考え方も違うので一つになるのは難しく感じましたが、相手の気持ちを考え行動することでよりよい人間関係を築けると学びました。
(2Aクラス:CN)
最初は心理的にも空間的にも距離があったが、相手が今何を考えているか、どうすれば相手が自分の事を理解してくれるのか、相手が心地よくなるためにどう配慮すべきかを考えて行動していくうちに一気に距離が縮まったように思った。自分にバリアをはらず周囲をよく見て行動する、自分を知ることで他者を知る、その反対もあり得る。残された実習や今後のためにこの研修が行われたのだと感じた。
(2Bクラス:KS)
皆と一緒に同じ事をして助け合う中で、阿蘇研修に来れてよかった、皆に出会えてよかったと思えた2日間でした。最高の仲間に巡り合えたと思いました。学んだ事は人間関係です。自分から心を開くと相手も心を開いてくれます。受け身ではなく自ら積極的に行動することの大切さを学べました。
(2Bクラス:MY)
人の心にはセーフティーゾーンがあり、日常的な事や人に対しては違和感なく対応ができるが、その枠外にあることにたいしては拒否反応がありためらうものである。だからこそ、勇気をだして一歩踏み出し自分のセーフティーゾーンを拡げる事が大切である。お互いに助け合う関係性が社会生活には欠かせないことなど研修を通して学ぶ事ができた。
(2Bクラス:YT)
私は人見知りで自分から話しかけるのは苦手でしたが、グループリーダーをする事になり、なったからには頑張ろうと思い研修に臨みました。リーダーの会に話し合いに参加し分からない事は確認したり、メンバーへの伝達や5分前行動の徹底など責任を持って取り組めたと思います。リーダーをする機会をもらって、新しい自分を発見できたように思います。
(2Bクラス:MI)