高等課程2年生「座禅」を体験して
10月12日(土)、26日(土)に鳥栖の萬歳禅寺ご住職である石橋亨見先生を迎え、本校講堂で2年生が「座禅」を体験しました。静寂な中で自分と向き合う貴重な時間を過ごしました。以下、「座禅」の感想を紹介します。
先生のおじぎの深さ、合掌がとてもきれいで素晴らしいと思いました。私も背筋を伸ばして姿勢を整えると、自分の中に一本糸が張ったような緊張感が出て、とても気持ちよかったです。毎日追われるように日々の実習や生活をしていると、自分というものを見失って、本当の意味で学習できているのだろうか、これでよいのだろうかと考えることがあります。一呼吸置くと心の中の整理ができることが分かりました。
(2年Aクラス:NY)
私は、何かをじっくり考える事が苦手で、結構直感で動いてしまうことが多い性格です。看護師になるためには良く考え、落ち着いて行動できなくてはいけません。しかし、今は進路のことや仕事の事で不安定な気持ちです。住職さんが無理に無心にならなくていいと言われたので、色々考えているうちにすっきりしてきて無心になれたように思いました。逃れられない現実にやっと向き合う決心ができました。
(2年Aクラス:MK)
「一歩を踏み出す」ことの大事さについてお話しされた。最初の一歩を踏み出さなければ何も始まらないし、新たな挑戦もできない。私はこの学校に入る時に年齢のことや自分に出来るだろうかという不安があったが、周囲の人の助言で勇気をもらい受験する決心をして今がある。これからもこの言葉を心にとどめておきたい。
(2年Bクラス:KK)
一度目の警策より二度目の警策の方が身体的にも精神的にも響きました。二度目の警策をお願いした理由は気持ちがもやもやしていたので自分自身に活を入れるためです。自分自身を戒めるのは自分しかいません。周りの人に自分を隠す事はできても自分をだます事はできないと思います。だらけそうになる自分、負けそうになる自分に活を入れる事ができました。
(2年Bクラス:AK)