高等課程1年生「見学実習を終えて」
高等課程1年生は平成26年5月22日(木)、23日(金)に佐賀県医療センター好生館の見学実習を行いました。最先端の医療の現場を見学し、たくさんの学びがありました。以下、生徒の“学び”を紹介します。
好生館は150年余の歴史があり、幅広い医療を提供する為に診療科が多く、ドクターカーやドクターヘリなどの救急医療体制も充実しており、まさに地域医療支援病院として地域に貢献している事がわかった。医師や看護師の教育にも力を入れてあり、認定看護師も多くさらなる上を目指されていた。日々医療や科学は進歩しているので学校を卒業し免許を取っても満足せず、努力の積み重ねが必要だと実感した。
(1年Aクラス:AO)
「病む人、家族、そして県民の心に沿った最良の医療を目指す」という基本理念通り、“患者さんのために”の心遣いがあって温かみのある病院だった。壁等の色彩や待合室などホッとするような感覚だった。また、地域医療病院として24時間の救急医療体制が充実していた。見学を終えて看護師一人一人の意識の高さに圧倒されたと同時に、自分ももっと頑張ろうと思った。まだまだ看護の勉強を始めたばかりであるが1つ1つやりとげていきたい。
(1年Aクラス:SO)
地域医療支援病院として、患者さまに安心して医療を受ける事ができる環境を整えられており、好生館の素晴らしさを知ることができた。最先端の医療技術と看護の心が1つになって、すべては患者のために尽くされている病院だと感じた。患者さまの命を預かり患者の立場になって物事を考え、安全安楽な技術を提供できる看護師になれるのか不安もあるが、しっかりと基礎を学び、知識、技術、態度を磨いていけるよう向上心をもって頑張っていきたい。
(1年Bクラス:RK)
150年以上の歴史ある病院で「好生館」の「好生」とは命を大切にするという意味があり、「好生の徳は民心にあまねし」「学問ナクシテ名医ニナルハ覚束ナキ儀ナリ」の設立理念のもと患者中心の医療と常に発展する医学に対する心構えを感じました。また、災害拠点病院として認定を受け免振構造の建物や化学災害への体制も整え原発事故の訓練も実施されていることがわかりました。地域の中核としての誇りを持ち、常に高いレベルで医療の提供をおこなわれていることを感じました。
(1年Bクラス:NG)