高等課程2年生「阿蘇青少年交流の家研修」を終えて
高等課程2年生は、平成26年7月30日(水)・31日(木)の1泊2日、国立阿蘇青少年交流の家で集団生活を通して「1.協調性を養う」「2.自分の行動に責任を持つ」「3.人間関係づくりの基盤を養う」ことを目的に宿泊研修を行いました。以下、研修を終え多くの学びを得た生徒の感想を紹介します。
時間がたつにつれ、少しずつ皆とうち解けることができ、共同作業をする時も自ら進んで自分にできる事を考え行動した。自分は人と関わることが苦手だったが、研修を通して多くの人と関わることができてよかった。そして、食後や就寝までの時間に普段話さないようなことを話し、皆の意外な一面を見ることができた。人それぞれ歩んできた人生や考え方が異なるが、それらをお互いが尊重し合うことが大切だと改めて感じた。
(2Aクラス:YU)
団体生活では、今から何をするのか自分で把握することはもちろん、他の人に確認し情報を正確にとることが大切だと思いました。聞くことは人と関わることであり、人間関係を築くことになると思います。各係や班での役割においては、一人ひとりが自分の役割を確実に果たさないと周りの人に迷惑をかけ、研修の進行にも影響する事が分かり、責任感の大切さを改めて学ぶことができました。
(2Aクラス:KK)
普段の生活では個人で行動することが多いので、久しぶりに共同作業を行い楽しめました。同時に、協調性やコミュニケーションを養う機会になりました。ナイトウォークでは、風が気持ちよく、何も話さず星を眺めた時は自然を感じることができました。今回研修委員をしましたが、自分が全体をしっかり把握し皆に伝え指示をすることがいかに重要であるかを実感しました。この研修を通して自分自身の成長に繋がったと思います。
(2Aクラス:MY)
チームの人達と協力してレクレーションをする中で、自然と「相手の人はどんなことを考えているのだろうか」と思っている自分がいました。指導の先生が「相手のことを考え思いやることが優しさになる」と言われました。誰かと息を合わせ協力することは簡単ではありませんが、これから看護を行っていく上で今回の学びを活かしていきたいと思います。
(2Bクラス:KK)
私は周囲への遠慮から発言せず積極的に行動できない面があります。自分の意見が皆と違っていたら和を乱すのでは、積極的に動くとでしゃばりと思われるのではと考えてしまいます。「グループから誰か一人来て下さい」と言われても、行こうかなと思いながらも「私が行きます」と言えませんでした。どんどん発言すれば意見交換も活発にできるのは分かっているのに、「どう思う?」と聞かれるまで聞く立場になってしまっていました。今回の研修を通して、私の気の使い方は間違っていることを学びました。グループ活動を円滑に進めるためには自ら進んで行動するべきだということがわかりました。
(2Bクラス:KO)
5分前行動や生活のルールなど決められたことは守り、チームの人と協力して行動できたと思います。私は今回研修委員でしたが、点呼や次の研修内容の確認など誰かしてくれるだろうと人任せになっていた部分がありました。班長への伝達はきちんとできましたが、点呼や先生への連絡などもっと自分がすべきことがあったと反省しています。人間関係づくりを目的とする研修でしたが、グループ活動では自分が壁を作ったら相手と関係を持てないこと、相手を思いやることや自分の気持ちを伝えることの大切さなど、色々な体験を通して多くのことを学ぶことができました。
(2Bクラス:MS)