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高等課程 卒業の日を迎え - 2年間を振り返って -

看護高等課程の2年生92名は2年間の学校生活を終え、平成27年3月2日(火)卒業の日を迎えました。卒業に際して、一人ひとりが2年間を振り返り自己の成長を確認していました。以下、紹介します。

入学してから、あっという間の時間でした。難しい授業内容や専門用語に戸惑い不安で挫折しそうになった時もありましたが、看護に対する興味は薄れることがありませんでした。今こんなに看護について学ぼうとしている自分が不思議です。資格試験に向けての学習では、実習で学んできたことと関連づけて学んでいくことで勉強が楽しくなり理解もしやすくなりました。これから、さらに看護師の資格を取得し患者さんの生きる力を支えてあげられるように学び続けていきたいと思います。

(2年Aクラス:CI)


私は人前で話す事が苦手でした。しかし、実習でサブリーダーをしたり、ケーススタディの発表会では大勢のクラスメートや先生方の前で話す経験、またオープンスクールでは、看護学校に入学したいと考えている人達に対して、学校で学んだことや看護の素晴らしさを話すなどの経験を通して、少しずつ自分が人前で話す事が出来るようになっていることを実感し嬉しくなりました。この看護学校での日々は自分にとって本当に成長する事ができ自信をつけることもでき、良い2年間だったと思いました。

(2年Aクラス:RO)


入学後は、勉強していろいろなことを知ることが楽しかったです。しかし、実習に行ったり、職場で仕事をするうちに、看護師の責任の重さを感じるようになりました。看護師の行動の一つひとつが患者さんに影響を与えていくと思うともっともっと勉強しなくてはという気持ちが強くなりました。2年間何度も辞めたい、逃げたいと思ってきましたが、逃げださなくてよかったです。この学校にきていなかったら自分と向き合うこともなかったと思います。人の役に立ちたい、喜んでもらいたいという気持ちで入学した時の初心を忘れず、信頼してもらえる看護師を目指して頑張っていきたいです。

(2年Aクラス:MO)


看護学校の講義は言葉が難しいだけでなく学ぶ量も多く、最初はついていけるか不安でした。不安な気持ちのまま実習が始まり、受け持たせて頂いた患者さんの疾患などについて調べていくうちに、今まで学習したことと看護の実際がつながるようになってきました。実習を通して、援助計画を立て実施する過程で何かをしてあげることだけでなく患者さんが安心して療養できる環境を整えることの大切さを学べました。またグループメンバーと情報を共有し相談しながらケアを進めることで、自分が考えていた以上の援助ができ、仲間の大切さとチームワークの重要性を実感しました。看護の道を一歩前進できたように思います。

(2年Aクラス:TT)


初めての実習では、何も分からず、ただ先生や実習指導者の言われるまま動いているという感じで、自分で考えていませんでした。患者さんとの接し方も全然分からず、コミュニケーションもとても少ない実習でした。しかし、長期実習など経験を積んでいくうちに相手の立場に立って考えること、何をするにも根拠があること、患者さんの全身状態をあらゆる角度から観察すること、患者さんだけでなく家族への配慮が大切であることなど多くの事を学ぶことができました。私は実際に勤務もしていますが、看護師の仕事は人の命を預かる仕事だし、病院に来る患者さんたちはいろいろな不安や怒りを抱えているので、身体的なケアだけでなく精神面のケアも必要だということを感じています。これからも学んだことを生かしていけるよう、日々の学習を怠らず頑張っていきたいと思います。

(2年Aクラス:HF)


学業と仕事の両立が出来るか不安でいっぱいでしたが、同じ目標を持って入 学してきた仲間からたくさんの勇気と元気をもらい乗り越えることが出来ました。勉強することは楽しく、人体のしくみや働きが理解できると学ぶことがますます楽しく感じました。実習では、実践を通して、看護の難しさ、奥深さを実感するとともに、自分自身の技術や知識の未熟さを痛感しました。また自分の短所とも嫌というほど向き合い、改めて協調性について考えさせられました。チームの一員である自分を意識し行動していきたいと思いました。 この2年間を応援し支えてくれた友達や職場の方、家族に心から感謝しています。人として少し成長できたように思いますが、もう少し優しくなれるよう努力し、患者さんに寄り添える看護師になりたいと思います。

(2年Bクラス:HI)


私は、家庭・育児・仕事との両立をしながらの学業でした。家族の協力、友人、職場の方の支えがあったからこそ乗り越えることができました。子どもがいたので不安がありましたが、しないで後悔するより、して後悔した方が良いと決意し入学したことを覚えています。目標を持って仕事や勉強をする事に、今までにない充実感がありました。実習では、看護が対人関係を通して行われるので思いやりが大切であることなど看護師としての基礎を学ぶことができました。看護師と言う職業は、生半可な気持ちではできないと思い、改めてこの職業を選びよかったと思いました。今からが本当のスタートですが、たくさんの人の役にたつよう頑張っていきます。

(2年Bクラス:NK)


看護師になりたいと強く思っていたわけではなく、家族や周囲の人に勧められ入学したが、今は看護学校に来てよかったと思う。准看護師だけでなく、さらに勉強し看護師になりたいと思っている自分がいる。入学した当時は、周りに流されてなんとなく過ごしていたが、授業を受け、病院で働くようになると、人体のしくみや疾病について興味を持つようになった。実習で患者さんと関わるととても楽しく看護に魅力を感じ始めた。実習が進み、様々な科での実習が始まると、疾患や治療などが理解できていないと看護にもつながらず、自分を情けなく思うこともあった。関わる患者さんは一人ひとり違うので個別性に合わせた看護をしなければならず悩む毎日であった。今2年間を振り返ると、友達や実習のメンバー、先生達との楽しかった思い出がいっぱい出てくる。ここまで来るには、自分一人では絶対にできなかった。たくさんの人の支えがあったからだと思う。専門課程でも頑張っていきたい。

(2年Bクラス:MS)

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