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禁煙教育の講話を聴いて

平成27年5月20日(水)、さとうクリニックの佐藤智丈先生をお招きして、高等課程1年Aクラスと専門課程1年Aクラスの学生に対し、禁煙対策や喫煙による健康へのリスク等をスライドを使って講話をして頂きました。以下、学生の感想を紹介します。


禁煙教育を受けて、まずタバコを吸うとどんな良いことがあるか考えました。私は自分自身タバコを吸わないので、吸っている人の気持ちが分かりません。本日、禁煙教育を受けてさらにタバコを吸うべきではないと思いました。タバコを吸うと集中力が高まり、ストレスを解消する為に吸うと聞いたことがありますが、実際はそうではないと知りました。タバコを吸っている時集中力は落ち着くが、その後タバコを吸わないときには集中力は高まらず、またストレス解消の効果はタバコの禁断症状のストレスを解消させるだけだということを学びました。タバコと自殺は関係しており、タバコを吸う本数が多い人ほど自殺する確率は高いと知りました。タバコを吸うことで病気になる確率も増え、色々な病気になり生と死をさまようことになるが、それでもタバコを吸っている人たちはなかなか止めることができないと学びました。毎年11万人の方が喫煙の為死亡しており、また喫煙によって寿命が短くなり(人間の体を5から15歳老化、タバコ1本で5分30秒命が短くなる)認知症の危険度も高まることも知りました。そして、タバコを吸い始めた歳が早ければ早いほどガンになりやすく、ほぼ全ての臓器で喫煙が何らかの病気に関連しており、タバコを吸わない人も受動喫煙で脳卒中になる恐れがある。またこれらによって国の経済は損をすると学びました。タバコの煙には4,000以上の化学物質が含まれており、中でもキコチン、タール、一酸化炭素が三大有害物質であり、タバコは毒の缶詰で、中でもニコチンは「麻薬」と同じ禁断症状だと知りました。タバコは主流煙と副流煙があり、副流煙は主流煙より高い濃度の有害物質が含まれており、受動喫煙死(他人のタバコで死ぬ)の人も多いと知りました。女性は喫煙すると、生まれてくる子どもにも様々な影響を及ぼすとや、妊娠中に喫煙していた場合、子どもの身長が他の子より低かったり、知能指数が低かったりし、また子どもがタバコのある環境で育つと、未熟児が生まれやすくなったり、気管支喘息になりやすいなど様々な影響を及ぼすということを改めて学びました。タバコの本数を減らすことで、本数が多かった時よりは安全だと思っていましたが、1日30本から15本に減らしても血液中の一酸化炭素の量は変化がなく、ニコチンの量は返って上昇するということを学びました。タバコを止めるつもりがタバコの本数を減らすことで喫煙の間隔が長くなると、ニコチンの禁断症状が強くなり、タバコから余計に離れられなくなると学びました。今回禁煙教育を受けて、改めてタバコの危険性、タバコを吸うことで体内にどのような影響を及ぼすのかを学ぶことができました。周りに吸っている人がいたら、危険性を伝え、タバコを吸っている人が少しでも減って経済的にも良くなればいいなと感じました。(専門課程 1年Aクラス 久田真奈美)


今回禁煙教育を受けて改めてタバコを吸わない方がいいと思った。タバコを吸っても全くメリットがないと思った。イライラが治まる、ストレス解消になると言う人がいるが、元々吸わなければタバコ切れによるイライラやストレスもない。集中力、落ち着きも変わってくる。吸わなければ一足で集中でき落ち着けるが、吸う人は集中力に波があり、イライラしたり眠くなったり、身体のだるさを感じることが多いことを知った。死亡率が一番高いのもタバコが原因になっており、吸い始める歳が早ければ早いほどガンになりやすい。特に15歳以下が危険で、私の周りにも早くから吸っている人が多くいたので、その時タバコを勧められた際断っていて良かったと思った。しかし、早い時期から吸っている友達が多かったので、副流煙、受動喫煙をしていた。受動喫煙でも死亡リスクが高くなるので、タバコを吸っている人には近づかないようにしたり、喫煙ルームには近づかないようにしていきたい。子どもができたときのためにも、私もこれからも絶対に吸わないようにし、パートナーにも吸わないように言っていきたい。そうすることで、乳幼児突然死症候群、未熟児、気管支喘息、知能の発達が劣ったり、虫歯が増えるなどのリスクを高めないように気をつけていきたい。タバコの本数を減らしていずれは止めると思っているのは逆に止められないことを知った。本数を減らすことによって、1本がとてもおいしく感じ、逆に離れられないことを知った。止めたい人がいれば、禁煙外来を進めていきたい。そして子どもができたときには、小さい時から正しい知識を教え、タバコを吸ってもメリットがなく、自分が苦しむということを教え、周囲の人にも喫煙は良くないということを伝えていきたい。(専門課程 1年Aクラス 中村一平)


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