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2010年07月 アーカイブ

2010年07月01日

人間関係論研修を終えて - 専門課程1年生 -

北山少年自然の家において、看護専門課程1年生Aクラスは平成22年5月7日(金)・8日(土)、Aクラスは5月21日(金)・22日(土)に「人間関係論研修」を行いました。
この時期は学校生活と、准看護師として働き始め、学生たちは、緊張と不安の日々を送っている状態です。「入学初期の仲間作りのためのPCA(Parson Centered Approach)ワークショップ」として「①入学初期の不安を和らげるきっかけとする。②クラスメートや教員との信頼関係を創り、クラスで安心して学習できる雰囲気を醸成するきっかけとする」ことを目的に行いました。
講師として本年度より村山正治先生(九州大学名誉教授・臨床心理士)をはじめ4名の外部講師と本校教員4名が、すべてのセッションに参加しました。
以下、研修に参加しての学生の感想を一部紹介いたします。

北山研修に行く前までは、2日間で本当に仲良くなれるのか、相手を知ることのできるのかと不安でいっぱいでした。クラスには佐賀市医師会の高等課程から一緒だった方が多く、私は他校からの入学のため、うまく入れず、入学当初は心細く毎日ただ過ぎるという感じでした。でも北山研修でクラスのみんなと生活を共にし、打ち解けた方が沢山います。この研修のセッションを通して、学んだことは、相手のことを知ろうという態度や、気持ちが自分にあれば、その思いは伝わるということです。人は必ず支えあって生きている。私はこの学校に来て、この北山研修を経て「Aクラスのみんなと3年間支えあっていくんだ。同じ夢をみんなで掴み取るんだ!」と強く思いました。私一人では不安なことでもクラス皆で協力しあって行けばきっと大丈夫な気がします。私はこのクラスで、この研修に参加できたことを嬉しく思います。今日からまた新たな気持ちで学校生活を送りたいと強く思っています。

(1年Aクラス 池上藍香)

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研修の初めは、日ごろ話さない人とグループが一緒で不安でしたが、いろいろ話して行くうちに持っていたイメージが変わり、その人の良さを見つけることができました。また、話すことで自分と違う考え方もあり、勉強になりました。「夢語り法」では、自分の夢を他人に話してアドバイスなどをもらって、今まで遠い夢だったと思っていたことが少し近づいた気がして、頑張ろうという気持を持つことができました。
まずは、皆と国家試験に受かることが第一の夢であるので、お互いが信頼できる関係を築くことができればと思いました。また、第2セッションでは一人一字ずつ書いて文章を作る「80マス作文」は日ごろ話したことがない人と、ぎこちない感じで始まったのがだんだん楽しくなり自分が考えているのと違う文になっても、それとなくつながりおもしろかったです。お互いがどんな文章にしようとしているのか考えることは本当に楽しかったです。
そして最後の「心の花束」は2日間という短期間で自分の良さを見つけてもらい、自信につながったのと同時にこのグループでよかったと思いました。実習や勉強、仕事できつくなったとききっとこれを読んだら頑張れると感じました。大切にとって時々読みたいと思います。

(1年Aクラス 光富万里子)

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5月21日から1泊2日の人間関係論研修を終えて、改めて人間はひとり一人独自の存在であり、お互いを尊重することで集団や社会を作り、生活していけるのだと学んだ。研修を通してグループのメンバーの新たな発見や思いやりを感じ、楽しく過ごすことができた。2日目の夢語り法では、自分の夢を語りグループメンバーの夢を傾聴することができ、お互いがその夢を肯定的にとらえることで、安心感と相互理解が生まれたと思う。心の花束法では、お互いが相手の長所を見つけ、ありのままの存在として受け入れることで、自分自身が認められることに繋がるのだと感じた。また、今まで自信が持てなかった部分も肯定的に捉える事が出来るようになった。今回の人間関係論研修で学んだことを、今後の学校生活や臨床の場などで活かしていきたい。

(1年Bクラス 山本真由美)

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私は研修前、人間関係についての研修ということだったので「みんなともう仲良くなっているけどなあ」と思っていました。しかしいろいろなセッションをグループで行っていくうちにメンバーの知らないところがたくさんあってとても驚きました。グループ内で、自分の思っていることを言葉にして他の人に話すことによって、メンバーと親しくなり、また自分とも向き合うことができました。「コラージュ」をして自分の心の形を目で見ることができたし、夢を語り、皆から肯定的な意見をもらうことで自信にもつながりました。これがグループではなく、もっと多人数の中で話すなら絶対に本当に思っていることは話せないと思います。6~7人程のグループに分かれ、しかもすべてのセッションを同じグループで行ったことで本当にメンバーと仲良くなることができ、仲間の大切さを知りました。またグループメンバーと同じ部屋だったことでとても安心して研修に臨むことができました。
私は「夢と守護霊ワーク」で、夢を語るときに号泣してしまって最後は悩み相談みたいになったのですが、一人ひとりに意見をもらう時、皆あたたかい言葉をかけてくれたので、本当に心強く、私はこれでいいのだと思うことができました。また一人ひとりの意見や考えを聞くことで個性がわかりそれを受け止めることで、さらに絆が深まったように感じました。
私は研修委員を努めたのですが皆がとても協力してくれ、スムーズに進めることができました。この研修で、Bクラスのことが大好きになりこのメンバーで絶対卒業したい、皆のことを大切にしたいと思いました。

(1年Bクラス 武富しほり)

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2010年07月15日

解剖見学(実習)を終えて ~命の尊さ~

高等課程1年生はAクラスが平成22年6月21日(月)、Bクラスが22日(火)に佐賀大学医学部附属病院にて解剖見学(実習)を行いました。 以下、生徒の感想を紹介します。

普段は学校で座学による講義を受け、教科書やプリントを用いながら勉強していますが、実際に解剖見学をすることで臓器についての知識の幅が広がりました。
しかし、今回の解剖見学で一番学んだ事・・それは「命の尊さ」です。私は解剖見学の途中で極度の緊張により倒れてしまいましたが、介抱してくれたクラスメートや先生の暖かい言葉に安心感を持ち、ピンと張りつめていた緊張がほぐれました。その時に献体についてしばらく考えました。あそこにある献体はどんな最期だったのだろう。こんな風に誰かがそばにいてくれたのかな。あんなに冷たくて寒い場所にいたら寂しいだろうな。いろんな気持ちがでてきました。少し落ち着いた後見学に戻り献体と対面した時、自分の気持ちの変化に気づきました。初めて献体を見たときは、しっかり見てメモをとることに気持ちが向いていましたが、倒れた後に献体を目の前にすると本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。献体者はほとんどが高齢者で、そのお顔を見た時、大好きだった祖母や前の職場で亡くなられた利用者の方達を思い出し、グッとこみあげてくるものがありました。その安らかなお顔からは「頑張って立派な看護師さんになってね」と言われているような気がしてなりませんでした。それからは、献体者に感謝しながら命の重みを感じながら積極的に触ることができました。
確かに看護師は技術や専門的知識も必要なので一生懸命勉強することはすごく大切なことですが、知識・技術と同じくらいの思いやりを持たなければいけないと感じました。それは学校の演習でも実感しています。私が目指している看護師という職業は「命」に携わる大変重みのある仕事です。今日医学の発展があるのは献体者の協力のお陰だと思います。死をもって私に「命の尊さ」を教えてくださいました。そしてより深く医療の世界へと引き込まれていきました。今後は献体者の遺志を無駄にしないよう、少しでも苦しんでいる人たちが安心して看護・医療を受けられるよう努力していきたいと思います。

(1年Aクラス 相川智美)

2010年07月30日

ケーススタディ発表会を終えて

高等課程2年生は、1月から始まった5ヶ月間にわたる長期の臨地実習が終了しました。7月20日・21日に実習を振り返り、ケースとしてまとめの発表会を行いました。このケーススタディ発表会を通して生徒はさらに多くのことを学びました。以下、生徒の感想を紹介します。

ケースを書き始めたころは、どのように書けばいいか戸惑うこともありましたが、改めて受け持ち患者さんのことを考えるうちに、自分の行った援助の意味が見えてきました。先生からの助言をいただいて思いをまとめ、発表する事ができ、勉強になりました。発表の準備をしていく過程で、グループメンバーの大切さも感じました。ケースを真剣に読み、どの資料をOHPで出すとわかりやすいかを懸命に考えて、わかりやすい図を書いてくれました。一つの事を共に考え作り上げていくすばらしさを実感しました。また、他の人の発表を聞くなかで、患者さんに寄り添い、病気だけでなく心のケアも行うことが看護師には必要であると思いました。

(2年Aクラス 高尾真由子)

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ケースをまとめる際、文章でわかりやすく表現していくことがとても難しいと思いましたが、指導を受けながら少しずつまとまっていきました。発表者に選ばれた時はとてもプレッシャーを感じましたが、グループの皆が真剣に考えてくれ「ここはこうした方がいい」など適切なアドバイスをもらい仕上げる事ができました。発表も無事終わり、改めてグループで一つの物をつくりあげた喜びがわきました。他の人のケース発表では、患者のADL,QOLを高めるためにはどうしたらよいか、患者の心理面に配慮し精神的に支えていくことの大切さなど多くの事を学ぶ場となりました。

(2年Aクラス 吉田法子)

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他の人の発表を聞いて、受け持たせていただいた患者さんと似た部分もあり、援助の仕方などたくさん学ぶ事ができた。日常生活援助では、筋力低下の予防や日中の覚醒を促したり、患者の意見を取り入れながら援助することが大切だという事を学んだ。また、ターミナル期の患者との接し方は難しく迷うだろうと思ったが、言葉だけでなく手を握ったりそばに寄り添い傾聴することの大切さをあらためて知る事ができた。傾聴は看護師にとって大切なケアの一つだと思った。

(2年Aクラス 山田亜美)

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看護過程を基に、自分の行った援助について参考文献を用いながら考察する事は、とても難しく悩む事も多かったです。しかし、先生から沢山のアドバイスをいただき、自分の行った援助の意味を考えたり、反省すべき点を見直す機会になりました。また、他の人の発表を聞き、患者の話を傾聴し相手の立場に立って全体をみることの大切さを実感しました。援助を通しての声かけや一緒に行う事が信頼関係を築き、精神的な面から意欲を高める事につながることを学びました。

(2年Bクラス 川久保 彩)

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自分のケースに沢山の質問があり、真剣に聞いてくれた事が本当に嬉しかった。質問を聞いて、もっとこうした方がよかったと思うこともあり、自分自身大変勉強になった。質問をしっかり受け止め、さらに深く考えた看護を行っていけるように学習したいと思った。お互いが自分の役割に責任を持って取り組み、協力してできたので充実した時間になった。

(2年Bクラス 内田剛士)

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自分の行った事を客観的に他の人に分かりやすくまとめていく過程は、自分を見つめ直す良い機会になりました。うまくいかなかった点、足りなかった点など振り返り、それを担当の先生に何度も見てもらい、指導を受ける中で徐々に伝えたいことが明確になりました。発表会に向けて他のグループが積極的にグループ活動をしているのも刺激となり、自分たちも頑張れました。皆と共に長期実習を乗り越えてきたという思いが感じられ、全体として一体感がでてきたように思いました。他の人たちが患者とどのように関わり行動したかということを知ることができ勉強になりました。

(2年Bクラス 古賀健士)

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