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5月12日は「看護の日」

フローレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日は「国際看護師デー」であり、日本では「看護の日」として『看護の心をみんなの心に』をメインテーマに全国各地で色々な行事が行われています。
本校、看護高等課程でも看護を志す生徒に「看護者としての自覚を持ってこれからも学習を続けて行ってほしい」との思いから、カリキュラムの中に「看護の日」を取り入れ、「看護と倫理」の授業の一環としています。今年は午前中、山下副校長の「看護と倫理の講義」、午後は萬歳禅寺住職、石橋享見氏の指導による「座禅」を1年生全員で行い、今の自分を心静かに振り返える貴重な時間を過ごしました。。
以下は[看護と倫理の講義を受けて][座禅を終えて]の生徒の感想です。

[ 座禅を終えて ]

初めて座禅を体験して、日頃慌ただしく勉強や仕事に追われる生活の中で、静かな環境の中で頭をからっぽにして『無』になる時間があってもいいなと思いました。最初は足や背中が痛く、慣れない体勢に痛さが気になり「20分もつだろうか」と心配になりました。しかし、実際にやってみるといつの間にか心地よい気分になれたような気がします。住職の講和の中に「患者様の心の声に接していくためにも『無』になりましょう」と言われたことが心に残っています。この貴重な体験を忘れることなく、これからの生活の中で“自分の心の声”を聞くつもりで、たまには静かに心を落ち着かせる時間を作りたいと思います。

(1年Aクラス 甲斐裕子)


日常では何も考えずに“無”の状態でいられる時間がなく、今日はゆっくりと自分を見つめなおすよい機会でした。座禅と看護は関係性がないと思っていましたが、一つのことに集中し自分を振り返り、頭の中を切りかえていくことは、医療や看護の現場ではとても重要なことだと思いました。これからは時間に追われ気持ちに余裕がないときや行き詰まって悩んだときには、今日のことを思い出してやってみようと思います。

(1年Bクラス 池上麻梨子)


[ 看護と倫理の講義を受けて ]

「看護の日」は、子どもから大人まで誰もが看護について身近に体験でき、また、看護職や将来看護職に就こうと考えている人にとっては、看護について見つめなおす日になると思いました。そして、看護師の人間としてのありようが、看護の内容や質に影響すると聞き、普段の生活がそのまま反映されることを感じました。そのため、これからは思いやりの気持ちをもって生活していきたいと思います。

(1年Aクラス 芦北 恵)


「看護の心」とは、“心は見えないが心づかいは見える。思いは見えないが思いやりは見える。”ことを聞き、看護には心づかいと思いやりがとても大切であると思いました。そして、実際に患者さんと接している時にちょっとした心遣いや思いやりで患者さんの反応も笑顔になられていることに気付きました。また、倫理に関しては、日常生活のいろんな場面で、道徳や倫理に反した行動をしていることが多いと気付きました。これからは、今日学んだことを学校や職場で活かしていきたいと思います。

(1年Aクラス 出 詩織)


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