国立阿蘇青少年交流の家研修を終えて - PartII
高等課程2年生82名は国立阿蘇青少年交流の家において、平成22年7月29日(木)~31日(土)までの2泊3日間「1. 協調性を養う」「2. 自分の行動に責任を持つ」「3. 人間関係づくりの基盤を養う」ことを目標に研修を行いました。2年生は5ヵ月間の長期実習やケーススタディ発表会も終わり、自己の振り返りや協力することの大切さを実感している時期でもあるため、本校の体育の講師である、町田由紀子先生に「人間関係づくり」の研修をお願いしました。以下、研修を終えた生徒の感想を紹介します。
3日間の研修を終えて、研修目的である「協調性を養う」「自分の行動に責任を持つ」「人間関係づくりの基盤を養う」ことが、いかに重要であるかがわかりました。レクリエーションや水基巡りを通して初対面であるAクラスの人と行動を共にし、相手を気遣ったり思いやることで、グループの仲も深まり大切な事が学べたように思います。団体で生活するには、一人でも身勝手な行動をすると皆に迷惑をかけることになるため、5分前行動を心がけ、決められた時間内で動く事など、一人ひとりが自分の行動に責任をもつことの大切さが分かりました。私は研修の代表者として点呼をとったり連絡事項の伝達など大変な部分も多かったのですが、積極的に動けるようになったと思います。自分に与えられた役割に対し責任をもって果たす事の重要性を学びました。
(2年Bクラス 池上麻梨子)
2日目の水基めぐりの研修は、グループ内の協調性がなくバラバラだったと反省しています。お互いが自己中心的な考えで行動していたからだと思います。相手の気持ちを考えもっと自分の行動に対して責任感をもたなくてはいけないと思いました。しかし、3日目のバレーボールでは、勝っても負けても声を掛け合い、助け合うことができ楽しく過ごす事ができました。皆の支えや励ましがあり、笑いの絶えない、とても充実した3日間でした。研修を通して成長できた点は、自分の意見を言えるようになったことです。これから看護の場でたくさんの不安や悩みが出てくると思いますが、みんながいることを忘れず頑張っていきたいと思います。
(2年Bクラス 野口瑞恵)
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