卒業式を迎えて
高等課程は2年間の学校生活を終え、3月4日卒業の日を迎えました。卒業式を迎えた生徒より現在の気持ちを綴ってもらいました。紹介します。
期待と不安のなか入学しましたが、家族の協力、先生や友人の支えがあって卒業を迎えることができとても感謝しています。自分の周りには自分を助けてくれる人がいる、そのことに気づけた2年間でした。学んだ事はたくさんありますが、何より精神科実習での学びは大きかったです。実習を通して、相手の気持ちを理解しようとしていなかった自分の傾向を知りショックを受けましたが、今は相手が今何を考えているのか考えるようになりました。本当に有意義な実習でした。卒業し准看護師として働いていく上で、これからも勉強しなければならない事がたくさんあると思います。信頼される准看護師になるために努力していきたいと思います。
(2年Aクラス古村文子)
長期実習ではチームワークの大切さを学ぶ事ができました。分からない事、疑問に思うことなどを相談し、くじけそうになった時はお互いに励まし合い、先に進む事ができました。また、患者さんを受け持たせて頂くことで、疾患や看護について知りたいという思いも強くなり、今まで生きてきた中で一番勉強した2年間でした。社会人になってこんなに勉強することになるとは思っていませんでしたが、目標があり、その目標をめざして勉強するのは達成した時の喜びも大きく感じました。
(2年Aクラス山田亜美)
この2年間はとても充実していました。入学したばかりの時は、とても不安で自分は准看護師になれるのだろうか、友達はできるのだろうか、学校と仕事との両立ができるだろうかなど、不安でいっぱいでした。しかし、今こうして皆と卒業することができて本当に嬉しく思います。私はこの学校に入学し多くの事を学びました。看護の知識や技術はもちろんですが、一番得たものは仲間です。医療はチームワークが大切で、患者さんだけでなく同じスタッフにも気配りや思いやりが大事になってきます。その思いやりの心や協調性、仲間を大切にする心をこの2年間で学ぶ事ができ、成長できたと感じています。仲間や先生方に助けられ、本当に感謝しています。私は専門課程に進学しますが、卒業してもずっと付き合える仲間だと思います。専門課程ではさらに深く看護を学び、准看護師としての自覚をもって学んでいきたいと思います。
(2年Bクラス池上麻梨子)
2年間の思い出は実習です。初めての実習で足浴を手順よく出来なかった私に患者さんが「大丈夫よ、気持ちよかー」と言って下さったことが今でも心に残っています。実習中は、レポートを書くのが嫌でしたが、患者さんの笑顔を見るのは嬉しく、頑張れました。患者さんを受け持たせてもらったことで優しさや思いやりの心を育てられたと思います。この卒業は決して一人では出来るものではなく、知識・技術・態度の3つの面でいろいろな方々から教わり習得できた結果だと思います。これからも看護師の免許取得に向け頑張っていきたいと思います。
(2年Bクラス二重由香)