トップページ ブログ ケーススタディ発表会を終えて

ケーススタディ発表会を終えて

高等課程2年生は、1月から5ヵ月間にわたる長期の臨地実習が終了しました。7月19 日・20日の両日実習を振り返り、ケースとしてまとめの発表会を行いました。このケーススタディ発表会を通して生徒たちはさらに多くのことを学びました。以下、生徒の感想を紹介します。

事例をまとめるにあたり、自分の行った看護がどうだったのか考えながら取り組みました。先生の指導により自分だけの視点ではなく様々な方向からアドバイスを頂き、看護過程の重要性が理解できました。発表する事になったときは不安で一杯でしたが、自分の行った援助について皆の前で発表するのだと少し嬉しい気持ちもあり、より頑張る事ができました。私は人前で話す事が苦手ですが、今日の発表でほんの少し自信がもてるようになりました。

(2A・N)


私は1年生の時、2年生の発表を聴いて「2年生はすごい」と感心した。私もこういう看護をしたいと希望をいだかせてくれた発表会だった。実際にあこがれる先輩もいた。そして今日、自分が2年生で発表という立場。昨年のことを思い出し、その御礼をこの場で返したいと思った。昨年の私のように希望を抱く1年生がいてくれたらいいなと思い、それを目標にケースを書く、指導を受ける、メンバーと協力して資料を作り上げることに全力を尽くした。まだ早いかもしれないが、後輩の育成に関われた発表会にできたと思う。

(2A・K)


ケースの発表を聞いて、どのケースも患者さんの思いを優先して援助していることに気づきました。看護師は患者の訴えを最も近くで聞きとり感じることのできる職業であり、患者の意思を最も尊重することができると考えています。患者さんの思いを多角的に捉え、そこに援助をしていくのは看護師のやりがいの一つだと思います。他のケースの発表を聞いて私の気づかない視点で看護を実施している人が多くまだまだ未熟だと思いました。これからも実習や仕事において経験を積み向上していけるよう努力していこうと思います。

(2A・M)


他の人の発表を聞いて、皆が患者さんの事を理解しようとする姿勢とニーズに応じよりよい援助をしたいという気持ちで実習していたことが伝わってきました。どのグループもわかりやすく資料を作られていてすごいと思いました。このチームワークは看護の現場でも必要であり、メンバー同士の連携や情報共有の大切さを実感しました。またケースの中に立腹された患者さんとの関わりを通し、感情の表出の裏には患者さんの思いがあることを発表された方がおられました。目に見える部分だけでなく患者さんが今おかれている背景等、様々なところにアンテナを張り接していく必要性を学びました。

(2A・O)


今回の発表の中で資料づくりの大切さを感じました。発表者が何を一番伝えたいのかを知り、それについて個々の意見を取り入れながら皆で考えて資料を作りました。どの参考文献が分かりやすいか、図書館や本屋にもいき考えました。私はとてもグループ作業が苦手ですが、実習やケーススタディを通して、自分だけの視点ではなく、チームで考える事や他の人の意見を聞くことの大切さを学びました。
最初はケーススタディに取り組む事が重荷になっていましたが、終わってみれば次の実習に向けて必要な学習であったと思います。

(2B・Y)


クラスメートの発表を聞き、皆がいかに患者と向き合い、考え、悩みながら実習をしていたかを知ることができて良かったです。自分自身も、実習中は目の前のことでいっぱいになり配慮に欠けている事が多く、学びが浅い部分がたくさんあったことを気づかされました。そしてチームワークの大切さやメンバーがどれだけ自分を支えてくれているかを実感 することができました。発表するにあたり、「なんで私が?」と不満に思っていましたが、クラスメートや1年生の前で発表する機会を得られ発表終了後は充実感がありました。

(2B・K)


ケーススタディ発表会に参加して
2年生の発表を聞いて改めて看護の難しさと厳しさ、やり甲斐を感じました。発表内容で共通していたことが、患者さんとのコミュニケーションについてです。相手の表情や行動から感情を読み取り、何より相手の気持ちを理解したいという気持ちを心底からもって、患者さんと接する事がコミュニケーションを交わす上で大切なことだと思いました。また2年生の質問の奥深さを感じました。質問に対する答えも分かりやすく、実習を経験すると看護に対する考え方がこんなにも違いがでてくるのかと感じました。私は人前で発表する事はとても苦手なので、感想を述べさせていただく機会を与えて頂き、多少ですが自信に繋がりました。今後も苦手分野に取り組みたくさん学びたいと思います。

(1A・N)


  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    藤本  葵
    藤本  葵

    私は仕事をしながら学校に通い准看護師の資格を取ることができるところに魅力を感じ医師会を選びました...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    池田 蘭菜
    池田 蘭菜

    私は、高校推薦入学試験制度を利用して受験しました。小論文対策として、過去問を解き、添削してもらい...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    坂本 星海
    坂本 星海

    私が本校に入学した理由は、働きながら学べることです。私は、病院に勤めながら学校に通っています。登...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    江口 真吏
    江口 真吏

    私は、本校で患者さんの気持ちを汲み取る大切さを学びました。患者さんが、今何を感じ何を求めているの...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    山下 廣大
    山下 廣大

    実習を通して患者さんの健康は、一つの障害や病気が影響しているのではなく、生活背景や社会背景に伴う...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    吉岡 玲奈
    吉岡 玲奈

    2年間辛いこともあったが、嬉しいこと楽しいことも多くあり、振りかえってみればとても充実していたと思...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    2年生
    深町  咲
    深町  咲

    私は、本校の高等課程を経て、専門課程へと進学しました。私は、一児の母なので、育児と仕事を両立しつ...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    2年生
    古賀 凪紗
    古賀 凪紗

    この学校では、様々な年代の方がいる中で同じクラスメイトとして、1年生では基礎をメインにしっかり学ん...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    3年生
    金嶽 泰暉
    金嶽 泰暉

    昨年は本校初の文化祭を行いました。コロナ禍で多くの弊害がある中、学生主体で沢山の方々に協力しても...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    3年生
    山﨑 郁弥
    山﨑 郁弥

    私は高校生の時、「何か人の役に立てる仕事に就きたい」という思いがあり、看護学校に進むことを決意し...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護専門課程
    卒業生
    築山 和江
    築山 和江

    看護について学びたいと決心し、社会人生活を経て入学しました。学生生活は仕事・学校・家庭と多忙な生...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護専門課程
    卒業生
    砥川 里湖
    砥川 里湖

    本校に入学し、学業と仕事の両立をしながら学校生活を送ってきました。実習や授業で学んだことを臨床の...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護専門課程
    卒業生
    松田 小百合
    松田 小百合

    私は3年間准看護師として働いた後に本校に入学しました。社会人から勤労学生となり、入学当初は学業と...

    » 続きを読む