本校学生が“一日救急隊長に任命”される!
専門課程3年生、松岡千晶さんが9月3日(土)佐賀消防署の「一日救急隊長」に任命されました。
署内で任命式の後、ゆめタウン佐賀で市民へ救急医療、救急業務の啓発活動や心肺蘇生法の実技を行いました。
「救急の日」に参加して (専門課程3年Aクラス 松岡千晶)
私は今回、「救急の日」の一日救急隊長をさせて頂き、地域の方々への一次救命措置への働きかけの実際を学んだ。救急隊員の方々は、ショッピングセンター内で成人・幼児・乳児の一次救命措置の実演や、一次救命措置に対する質問に対応されていた。乳幼児の一次救命措置は成人とは方法が異なり、乳幼児の子育てをされている方は興味を持ち参加されていた。
私も、モデル人形を用い実践させていただいたが、緊張と、学習していたが曖昧に覚えている部分があり、スムーズな対応が出来なかった。紙面での学習に加え、実技学習の重要性を感じた。事故などの緊急事態が起こった時、すぐに対応できるのはその場にいる人であり、誰がその現場に遭遇するかわからない。「救急の日」にこのようなイベントで、情報提供や実演をしてもらう事、疑問を解決できることで適切な対応を知る機会となり、誰もがすぐ対応できることに繋がると思う。
同ブース内では、看護協会の看護師の方による血圧測定や、健康相談が行われていた。血圧は上昇しても自覚症状がない上、意識しなければ測定することがないため、公共の場での健康増進への取り組みは、異常の早期発見・早期治療に繋がる大切な機会だと感じた。
「救急の日」を通して、私自身も周囲の人にこのようなイベントが開催されていることを伝え、一次救命処置に対し日頃から意識する大切さを啓発していきたいと思う。