トップページ ブログ 専門課程3年生「海外語学研修異文化体験記」

専門課程3年生「海外語学研修異文化体験記」

ハワイ語学研修
専門課程3年生83名は、平成23年10月26日(水)から30日(日)までハワイに於いて「語学研修」を行いました。 学生は5日間という短い研修期間でしたが、異文化に触れ大変刺激を受け帰国しました。以下、感想、写真を紹介します。

まず、語学研修に行き感じたことは、写真にはおさめてはいなかったが、カルミナ先生が言われていたことがとても実感できた研修だった。バスに乗った時に、高齢者や女性が乗ってくると男性は率先して席を譲る姿が自然と見られたり、車椅子でバスに乗る人がとても多く皆、優先して乗られていた。この姿を見て日本では少しずつ定着しつつあるが、譲る側や譲られる側も周りの目を気にしていたり、車椅子の人が公共の交通機関を利用する姿をほとんど見た事が無い。ハワイでは誰もが急かさず、周りの目を気にせず、自然と相手に譲る姿を見て、とてもいい環境だと感じた。
シュノーケリングに行った時には、最初はしゃいでいた私達日本人は、寒さや船酔いでダウンするのも早かった。聞くと、白人はアラスカ系の人種で寒さには強く、黒人はアフリカ系で寒さには弱いとのことだった。見ると、黒人の方は早いうちから口唇を真っ青にして震えていた。しかし、人種や言葉の違いがあっても、皆、フレンドリーに受け入れてくれて、同じ人間だなと感じた。
町中では、警察官がジュースを飲みながら取り締まりをしていた。日本では絶対にあり得ない光景であり、文化の違いを感じた。日本人が外国に行って良いところと思ったり、外国人が日本は良い国だと思うように、それぞれの文化により良いところが沢山あると思う。今回は異文化の良いところが沢山見られて楽しい研修だったが、日本の良いところを見つけ、自分のうまれた国を誇りに思うことも必要だと思った。

(3年Aクラス 山口亜希子)


パールハーバーに行き、戦没者の事を忘れてはいけないと改めて思った。アリゾナ記念館を遠目に見て、側に行きたいと思いつつも恐いとさえ思った。楽しい研修の中で、この写真を見るだけでまたジーンときたことを思い出した。日本にも戦没者を悼む所は何カ所かあるが、アメリカにもこのような場所があり、現地住民にとってとても心が傷まれるものだと感じ取ることができた。戦いは人の命を奪ってしまいよいものではないこと、このように生き残された者に大きな傷を与えている。この海に眠っている人々がいつか地に戻れるように、これからこのように多くの人々が命を落とさずに生きていける世の中になることを願いたい。私たちは人を救う仕事に携わっており、命が助けられていないという事実を知り、何もできないのはとても辛い。これから私たちは多くのことを学んでいくなかで、このような辛いことがあったことを心に刻み、次の世代に伝え、命の大切さを伝えていかなければならないと思う。そして、人の命、家族の絆を大切にして日々の生活を送って行きたいと改めて感じた。これからも命を大切に考える人間でありたい。

(3年Aクラス 渕田麗未)


今回ハワイ研修で一番印象に残ったのは、シュライナーズホスピタルの見学です。シュライナーズホスピタルは子供専門整形外科病院ということだが、外観は一見病院とは思えない佇まいで、まるでホテルか博物館のようでした。玄関を抜けると正面に水槽が設置されていて、形が円をかたどっていて車椅子の子どもも見やすい設計となっていました。1階は海、2階は山・土地がテーマとなっていて、エレベーターの外壁にはタイルでテーマを彩ってあり、無機質な感じが無く、手作り感のある温かみのある雰囲気がありました。院内は病院であることを忘れてしまうような作りになっていました。子どもが病院を恐れないように、そして遊びを治療に取り入れられていました。
日本の病院と大きく異なるところとして、病院の運営費はシュライナークラブメンバーが集める寄付金によるとのことです。ファミリーセンターという家族が泊るアパートも併設されていて家族にも優しい病院だと思いました。また、ルームサービスといった子どもが食べたい時に好きな物を選べるシステムにも驚きました。まるで、小児病院の理想郷なのではと驚きました。
3日間という短い滞在期間でしたが、異国の衣・食・住の文化、歴史に触れることができ、想い出深い研修となりました。ハワイの人々は私たちを温かく笑顔で迎えてくれ、カタコトの日本語で説明をしてくれたり、親切にしてくれホッとしたことも沢山ありました。異文化を体験し、日本では知ることのできない多くのことを学べたように思います。

(3年Bクラス 畑瀬恵子)


0101.jpg  0102.jpg  0103.jpg  0104.jpg
0105.jpg  0106.jpg  0107.jpg
  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    武藤 広樹
    武藤 広樹

    私が本校の高等課程を選んだ理由は、働きながら学べることに魅力を感じたからです。仕事と合わせて、病...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    下村 明李
    下村 明李

    私が本校に入学した理由は働きながら学べることです。私は、子育て中ですが、登校が週に3回ということも...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護高等課程
    2年生
    大隈 華帆
    大隈 華帆

    私は、高校推薦入学試験制度を利用し受験しました。小論文対策として、テーマに対して自分の意見を書い...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    髙木 日香理
    髙木 日香理

    私は看護学校で、必要な知識、技術を学ぶことができました。講義では学内外の様々な専門分野の先生が熱...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    掛林 友里恵
    掛林 友里恵

    実習では患者さんの疾患だけでなく時代背景や社会背景にも視点を置き、援助や関わりを考える大切さを学...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護高等課程
    卒業生
    嘉村 拓大
    嘉村 拓大

    私は2年前に看護師になるという目標を持ち、入学しました。最初は、友達や知り合いもおらず不安な気持ち...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    2年生
    舩津 真優香
    舩津 真優香

    この学校の一番の魅力は“学びながら働ける”というところです。私も学校に行きながら病院で准看護師の仕...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    2年生
    大曲 弘剛
    大曲 弘剛

    私は本校の高等課程を経て、専門課程へと進学しました。幅広い年代、看護観をもつクラスメイトと共に講...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    3年生
    眞﨑 ひめか
    眞﨑 ひめか

    本校に入学し、働きながら学ぶことができた事が良かったと思います。入学当時は准看護師として働きなが...

    » 続きを読む

  • 在学生の声 看護専門課程
    3年生
    中村 智恵
    中村 智恵

    准看護師の資格を取得し、臨床に出て働いてきました。いつか看護師の資格を取りたいと思いながらも、仕...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護専門課程
    令和4年度卒業生
    古賀 大祐
    古賀 大祐

    在学中はとても充実した学校生活を送ることができました。働きながら学ぶことができた事が良かった点で...

    » 続きを読む

  • 卒業生の声 看護専門課程
    令和4年度卒業生
    福岡 麗羽
    福岡 麗羽

    私は、小さい頃から看護師になるのが夢で本校に入学し、学業と仕事の両立をしながら学校生活を送ってき...

    » 続きを読む