高等課程2年生「成人・老年・母子看護実習を終えて」
高等課程2年生は、平成24年1月10日から6月1日までの5ヵ月間にわたる長期実習が終了しました。この実習で生徒達は多くのことを学びました。 その後、学内でAクラス、Bクラスそれぞれ「実習反省会」を行いました。以下、「学び」を紹介します。
術後の患者さんに、病気の事に触れると患者さんを傷つけるではないかと思い、話を控えていました。しかし、看護師の患者さんへの関わりを見て、私自身が病気から逃げていた事に気づきました。それ以後、疾患についても話すようにすると、患者さんは自分の気持ちを話されました。患者さんとともに病気と向き合っていくことの大切さを学びました。
(2Aクラス:YI)
患者さんの疾患や症状、治療内容、薬の作用・副作用など、状態を理解し観察や計画に繋げていくために沢山の学習が必要でした。患者さんの状態は日々変化するので沢山の情報の中から必要な情報を見極めることが大切だと感じました。情報はカルテの中だけでなく、患者さんや家族の方からも得ることができるので日ごろからのコミュニケーションがとても大切だと思いました。
(2Aクラス:MK)
実習記録を書くのが苦手で看護師に向いていないのでは、もうやめたいと思う時もありました。そんな私に患者さんは、毎日「ありがとう」と感謝の言葉を言ってくださり、一日の実習の終わりには「気をつけて」と気遣ってくだいました。一番心に残っているのは「今は大変でも将来につながるから頑張りなさい。あなたは優しいから大丈夫」という言葉です。私はその言葉に全力で応えたいと思い、2クール目からは帰宅後すぐに学習に取り組むようにしました。患者さんの言葉によって自分自身変われたと思います。
(2Bクラス:HE)