第36回戴帽式 - 看護の心 決意新たに -
高等課程1年生(平成24年度生)101名の「第36回戴帽式」が、平成24年11月10日(土)午後1時より、本校3階講堂に於いて、来賓、講師、実習施設、勤務施設、保護者の方々の多数のご臨席を賜り厳かに挙行されました。式では担任による呼名の後、山下副校長より一人ひとりがナースキャップを戴き、ろうそくの灯をナイチンゲール象より採火しました。その後、全員で「ナイチンゲール誓詞」を斉唱し、看護職を目指す決意を新たにしました。上村春甫学校長式辞の後、佐賀中部保健福祉事務所所長 三原博幸様より心あたたまる御祝辞を賜りました。戴帽生は12月より臨地実習に臨みます。
以下、戴帽式を迎えた生徒の感想を紹介します。
一人ずつ名前を読み上げられ、ナースキャップを戴いて、緊張感の中で式典が行われ、身が引き締まる思いでした。ナイチンゲール像から頂いたろうそくの灯は、人の命のように強く燃える時もあれば弱くか細い時もあり、この灯を消さないように一つひとつの命を守りたいという気持ちになりました。これからの長期実習がはじまります。患者さんの人生の大切な時間に受け持たせて頂けることに感謝し、その思いに応えられるよう努力していきたいと思います。
(1年Aクラス:NU)
厳かな雰囲気のなか行われた戴帽式には大勢の方が祝福に来てくださり、多くの人の期待を背負っていると感じました。帽子の重さに責任感を感じ、看護師になる決意と専門職としての心構えを新たにすることができ、一生忘れることのできない感動的な一日となりました。この日を迎えることができたのも家族や友人、職場の方々、先生、多くの支えがあったからこそで、感謝の気持ちを忘れることなく、これからも成長していきたいと思います。
(1年Aクラス:RU)
戴帽式を迎え、私はどのような看護師をめざしているのか、そのためにこれからどうあるべきかをずっと考えながら式典に臨んでいました。患者さんの為に行動できる人になりたい、忙しくても他者を気遣える人でありたいと思いました。そのためには知識技術を高め信頼される看護師になろうと決意しました。そして患者さんに寄り添う看護ができるように努力していこうと思いました。
(1年Aクラス:CS)
家族の病気で看護師さんの対応のすばらしさと技術の高さに感動し、私も人の役に立ちたいと、この学校の扉をたたき入学を認めて頂きました。入学してから一歩ずつ前進してきた半年間を思い出しながら式典に臨みました。多くの人に支えられてきたことへの感謝の気持ちと、本日戴帽式をしていただいた感動で胸がいっぱいです。上村学校長の式辞で、「人の命を預かる者、准看護師としての資質がある者として認められた」と言われ、責任を再認識しました。 家事、育児、学校、仕事、どれも中途半端にならないよう気を引き締めて取り組んでいこうと決意しました。
(1年Aクラス:RY)
戴帽式を終え、改めて看護の道を志す決意が固まりました。ナースキャップは「清潔」「潔白」「清楚」を表わしており、そのキャップを受け取る事を許されました。ナースキャップの意味を胸に刻み、決して汚すことなく心から患者さんと向き合い寄り添っていこうと思います。まだまだ未熟ですが、これから始まる長期実習では、今自分が持っているすべての力をだしていきたいです。ナイチンゲール誓詞に込められた看護職者としての心構えを忘れることなく進んでいきたいと思います。
(1年Bクラス:TT)
厳かな雰囲気の中で、たくさんの来賓の方々や保護者に祝福され戴帽式が行われました。専門職としての心構えや責任感を自覚し、決意を新たにすることができました。ナースキャップを戴き、ナイチンゲール誓詞を斉唱したとき、絶対に看護師になりたいという気持ちが強くなり、看護の道に一歩踏み出したことを実感しました。嬉しさと同時にもっとしっかり勉強しなければいけないと思いました。
(1年Bクラス:YM)