専門課程1年生「人間関係論研修を終えて」
専門課程1年生は、Aクラス5月9日(金)・10日(土)、Bクラス5月16日(金)・17(土)に北山少年自然の家で宿泊研修を行いました。 以下、学生の感想を紹介します。
1泊2日の人間関係論研修でしたが、職場の業務内容、新しい学校生活で慣れない日々を送る中、全く話をしたことのなかったクラスメートとも話をする機会であり、有意義な時間となりました。第7セッションまであり、まずは自分自身がリラックスできるように静かな環境の中で身体をほぐすことで心が楽になりました。セッションを重ねていくうちにグループメンバーとの会話も増えていき、相手を知る(理解する)ようになり、2日目の「夢語り」では自分の夢を語り、メンバーの一人ひとりが肩に手を添えて、語ったことに対し言葉掛けをしてくれることで、4月からの生活がいっぱい、いっぱいで自分のことを見失いかけていたのですが、夢に向かってのやる気や、到達した時のことを想像するとワクワクしてきました。最終セッションの「心の花束」では、2日間一緒に過ごしてきた仲間から温もりあるメッセージを貰い、私のことを短い時間で知ってくれた仲間に感動しました。2日間を通して皆が共通する夢の1つ「国家試験合格」これからも、お互いを理解し、尊重し、思いやる気持ちを忘れず乗り越えていきたいと思いました。一つひとつのセッションが自分を見つめると共に相手を知る時間であり、相手の知らないことを他の仲間から知ることの大切さも学ぶことができました。相手のありのままを受け入れることで、より良い信頼関係を今後築いていけるよう、学校生活、臨床の場で活かしていきたいと思います。
(専門課程1年Aクラス 内田 理恵子)
夢を語ったり、他の人達の夢を聞き、それに対して意見を言うことは、普段の生活ではあまり無いことだったのでとても新鮮でした。若い皆が、たくさんの夢を持っていて羨ましく思えました。過去の自分を振り返った時に、夢や目標を立てていないことが多かったと思います。夢を持つことでそれが刺激となり、活力となるので、改めて目標を持つことの大切さを感じました。またその際に、自分の性格を否定せずに肯定してもらったことが一番印象に残りました。自分のことを理解してもらっている、認められているということが、こんなにも嬉しいことだったのだと実感することができました。病院や実習でもこの経験を活かしていきたいと思います。研修を通して、今まで関わったことがなかた人達とも関わることができ、色々な考えに触れることで刺激となりました。当日まで、研修に行くことはとても憂鬱でしたが、皆と気持ちを確かめながら取り組むことができ、達成感があった2日間となりました。いつもは騒がしく、賑やかなクラスですが、団結力がありとても良いクラスだなと思いました。これから3年間、皆と勉強、実習に励み、国試に向けて頑張りたいと思います。これからも、この研修で学んだ相互理解を大切にして信頼関係の基礎にしたいと思います。
(専門課程1年Aクラス 川口 洋平)